概要
概要と沿革
日本ロマンス語学会はロマンス語に関する言語学・文献学・文学の研究を行う者相互の連携を図り、わが国におけるロマンス語学の発展と普及に寄与することを目的とする学会です。
ロマンス語とは、古代ローマ帝国の公用語であったラテン語から派生した言語の総称のことです。これには、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、ルーマニア語などが含まれます。1960年代、日本におけるこれらの 言語研究のほとんどが個別の実用語学の域を脱しておらず、ロマンス諸語間の比較対照研究や歴史的研究が困難な状況でした。そこで、これらの研究を効率良く推進していくために、1967年4月、小林英夫が中心となり、岸本通夫・新村猛・ 島岡茂ほか著名な学者の協力を得て、「日本ロマンス語研究会」が結成され、機関誌『ロマンス語研究』創刊号が刊行されました。その後会員数も次第に増え、1969年6月の第4回大会において、「日本ロマンス語学会」が発足することとなり、 小林英夫が初代会長に選出されました。
大会は年2回のこともありましたが、最近は年1回5月頃に、会場は首都圏とそのほかの地域を交互に、開催されています。大会での発表は、前年度の総会で決定する「統一テーマ」のものと「自由テーマ」のものに大別され、 ロマンス語に関わる国際学会の情報も提供されています。
役員
(2023年5月〜、五十音順)
会長 | 黒澤直俊 |
副会長 | 町田健 |
理事 | 秋廣尚恵、市之瀬敦、今田良信、上野貴史、大森洋子、川上茂信(事務局)、黒澤直俊、後藤斉、菅井健太、泉水浩隆(Web担当)、寺尾智史、長谷川信弥、町田健、山村ひろみ、吉野朋子、渡邊淳也 |
編集委員 | 秋廣尚恵、市之瀬敦、上野貴史、大森洋子、川上茂信、黒澤直俊、後藤斉、菅井健太、泉水浩隆、長谷川信弥、富盛伸夫、町田健、山村ひろみ、吉野朋子、渡邊淳也(編集委員長) |
会計監査 | 水沼修 |
URL:http://sjsrom.ec-net.jp/gaiyou.html
2023-09-02
日本ロマンス語学会
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Societas Japonica Studiorum Romanicorum